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こんばんは、ヘル兄Rです。
ちょっと記事の更新時間が夜遅くなってしまったので、早速今回の内容に入りたいと思います。
タイトルにも書いていますけど、今回は・・・
・・・やっと観てきました。w
映画「BLUE GIANT」です。
この作品は石塚真一氏原作の人気漫画が原作のシリーズ累計900万部の人気作品でして、私も5巻くらいまでは持ってて諸般の事情で手放しまったのですが、そのつづきをネカフェで読んでまして、ある程度のストーリーは把握しております。
この映画のあらすじはと言いますと・・・
ジャズに魅了され「世界一のジャズプレイヤーになる」と思い立った宮本大(以下、大)は地元仙台の河原でサックスを吹く毎日を送っていた。
高校卒業と共に大は上京し、同級生の玉田と共に訪れたライブハウスでピアニストの沢辺と運命的な出会いを果たす。
3人はジャズバンドを結成し「とある目標」を立てて、練習やライブを重ねていく。
・・・となっています。
以下、箇条書きでいくつか。
・まず一つ言えることは、原作好きもさることながら「自称ジャズ好き」はマストな作品、まだ観てないジャズ好きは観に行くべきです。(ジャズを問わず、バンドをやっている人は観た方がいいかも)
・主人公である大の成長についてのエピソードがある仙台編をかなりカットしているのは驚いた。なので映画の大はある意味で完成しているので、この映画で初見の人には大に感情移入出来ない、なんて人がもしかしたら多いかもしれない。でもそれ以降は割と原作をなぞって進んでいきます。
・メインのキャストが声優ではなく俳優を起用してますが、これがなかなか当たってます。特に沢辺役の間宮祥太朗はかなりのはまり役です。
・原作の雰囲気からすると映画を観るまで「音」の雰囲気は「機動戦士ガンダム サンダーボルト」アニメ版のような結構尖ったようなフリージャズのような音を想像していたのですが、力強くもメロディアスな楽曲に仕上がっていて、これはこれでいいですね。
・場面によって画のクオリティに思いっきり差異(手描きとCG?)があるのがちょっと目立つかも?
・私は中高生の時にドラムを叩いていて(とはいってもヘタクソでしたが)玉田の「あの悩み」と「あの嬉しさ」は経験した事があるので、個人的には一番感情移入できたかも。
・大も沢辺も玉田も劇中の時間が経過するにつれて、音に成長があるのにも注目。
・後半ステージのライブシーンは泣けますよ、ホントに。
・ラストのアンコールには賛否が割れているみたいですが「ああしないと」ある意味で救いがないというか、映画としての物語に区切りがつかないと思うんですよね。なので私はあれでよかった派です。
・この作品の3人のように「何かに熱くなる」とか「すべて出しきる」って気持ちにここ数年はなってないよなー・・・ってか過去を振り返っても、こんなに熱くなって何かをやろうとする気持ちになったことがあるだろうか?そしてそれは今からでも遅くはないだろうか?なんて思っちゃいますよ、観終わると。w
・これは「のだめカンタービレ」や「坂道のアポロン」にも言えることですが、音楽を題材にしたマンガ等が原作の作品は、アニメ等によって「音」が吹き込まれることにより、また魅力が広がると思うので、音楽を題材にした作品は今後もアニメとかドラマになってほしいものですが・・・作る側はセンスが問われるでしょうね・・・。
・・・って感じです。
個人的には「THE FIRST SLAMDUNK」に匹敵する満足感でした。
おそらくは時期的に上映終了も近いと思うので「見たいけどまだ行けてない」って方はお急ぎください。
え?入場者特典?
そんなもんはいりません、観たければ観に行きましょう!
ではでは。(‘ω’)ノ
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