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こんばんは、ヘル兄です。
こないだですね、某平成ライダー1作目の最終決戦について「なんであんな形になってしまったのか?」と言うのをウチ本職職場の若者から質問され、私が「こうだったんじゃないかなーって思うけど?」って感想を述べると・・・
若者「ああ、それってネットの考察でちょっと書いてあった気がします。」
なんだよ、それってネットと被ってたら私の感想って感じにはならんの?w
その後私と同じような感想がネットにあるのかどうかを探してみましたが、ソースはみつからず。w
もしかしたら動画にはあるのかもわからないけど・・・いいやもう。w
・・・ってか、ネットに書いてある感想と被ったら、あなた自身の感想ではなくて「どこかで見た(読んだ)感想になる」と解釈されるなんて、なんか面倒くさいな。w
・・・って、愚痴はこれくらいにして内容に行きましょうか。
あ、上のような事を書いているけど、ここでもいろんな感想を書いているんだった。w
私が有名なら某コメンテーターから「ネットの考察サイトとあなたのこのサイト、どっちも映画の感想書いてますけど、どう違うんですか?」的な事を言われるな。w
・・・っと話が逸れている。w
・・・というワケで、情報過多なこの時代に、最新の映画作品から各種映像媒体で鑑賞して印象に残った作品まで、なるべくネタバレしないように感想を書く「120%個人的自己満足」のこのコーナー、今回は・・・
映画「ルックバック」を見てきました。
藤本タツキ氏の名作と言われているこの作品もついに劇場アニメになりました。
実は私結構前にこの作品を読んでいたんですが「これはちょっと感想を書くには難しいぞ。」と思い、感想を書くことを躊躇っていた作品で、映画を鑑賞したことで今回書いてみました。
・・・ってか、そんな立派な感想なんて書けませんけどね。
(;・∀・)
それではこの作品のあらすじはと言いますと・・・
藤野は学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生。その4コマ漫画はクラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持っていた。
ある日の学年新聞に初めて掲載された隣のクラスの不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。
それ以来、ひたすら様々な絵や漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に「やーめた」となってしまう。
時は過ぎて小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
そんな二人を繋ぎ合わせたのは、軽い気持ちで藤野が描いた4コマ漫画だったのだが、この4コマ漫画がその後の二人に多大な影響を及ぼすことになる。
・・・って感じでしょうか?
以下、箇条書きでいくつか。
・序盤の4コマ漫画のエピソード、実は私も高校の時に同じような体験しております。しかも「4コマ漫画」で。w同じクラスの友人と4コママンガを描いては見せ合い、そのうちクラスのみんなが見て授業中にそのマンガが回覧されるなんてこともありました。二人のマンガをクラスのみんなは同じように見て笑ってましたが、その反面友人の作品を読むたびに「コイツとはマンガのセンスで天と地の差程の開きがある。」と感じていた私がいて、クラスのみんなも「どっちも面白いけど、どっちかといえば○○(友人)だな。」なんて感想も多く聞き、この作品の主人公・藤本同様「やーめた」的な感情になったことがあります・・・ってかなるのよ。・・・って、コレは感想というより昔話だな。w
・しかし、そんな藤野を誰よりも認めていたのが「絵でこいつには勝てない」と思っていた京本で、しかも「マンガのセンスがある」「天才」なんて言われたら・・・そりゃ描く方向に走るしかない。w
・何度も繰り返し描写されるマンガを描く風景を見てると、なんとなく二人がまだ年齢が低めな部分もあるからか「物事に打ち込む純粋な思い」的なものを教えてくれているような気がする。
・藤野と京本が町で見た映画のあの場面は・・・「あの作品の最後の見開きペーシ」だよね?ちょっとだけ期待している私。w
・藤野と京本の金銭感覚が・・・意外と年相応。w
・物語が進むにつれて、藤野の「なぜ描くのか?」の理由が変わっていくように見えるのが感慨深い。
・前半と後半の展開の落差がスゴイ。
・後半の展開なのですが、これは作品を見た人によって解釈が多様に異なり「これはこうなんだ」とは片付けられないような内容になっているように思います。この記事を書いている時点でも考察のHPもかなりの数がありますが、その手の情報は極力入れずにこの作品(原作を含む)を見て頂き、自分なりの「だったんじゃないかなー?」を見つけてほしいと思います。私も結局のところ「これはこうなんだ」に至っておりません。w
・原作自体は150ページくらいの短編作品で、それをベースにしているからか上映時間も1時間程度なのですが、余計に伸ばさず、余分なものは極力足さず、ってのが見受けられしっかりまとまっている印象を受けます。
・キャラクターも表情が豊かで、キャスティングもしっかりはまっているので、登場キャラクターに存在感がとてもあります。
・最後にこれはあくまで個人的な感想なんですけど、私いままで「マンガ原作の映画」を結構見てきたと思うんですが、この映画は今まで見た中でも屈指の作品だと思います。原作の良さもさることながら、映像、音楽、キャスティング、演出、そして映画的な「間」、すべてが高いレベルで融合して昇華した作品だと思います。
・ちなみに私はエンドロール後まで涙が渇かず、席を立つのに少しだけ時間を要しました。w
この作品を見るかどうか迷っている方、このサイトの感想はまったく参考にならんとは思いますが・・・
ホント是非劇場へ!!
年齢が高くても刺さると思いますよ。(ちなみに私は50代w)
映画「ルックバック」の公式HPは➡コチラ。
ちなみに入館特典は・・・
でした。
これ結構貴重な特典かも・・・。
ではでは。(‘ω’)ノ
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