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この物語は「40代で未婚の男性が4年後に結婚する確率は3%(所説アリ)」というこの絶望的な数字を打破するべく、「ウルトラマンジード」の星雲荘の仲間たちのように、運命をひっくり返そうと抗い続ける、冴えない40代男の物語

 

・・・なーんて書いてますけど、要は結婚し損ねているオッサンがバタバタしている話です。(笑)

 

前回をご覧になる方は➡コチラ。

アラ?これはどんなお話なのかしら?って方は➡コチラ。

 

 

追突事故で自分専用機(マイカーのことね)を失い、婚活イベント等での遠出が出来なくなったヘル兄。

 

 

それから数日経過したある日のこと。

 

 

何とか近場で色々動けないものか・・・?

 

 

なんて思っていた矢先、アナさんから通話連絡が入った。

 

通話をつなげるとアナさんは、大きめな声で話し始める。

これは誰にもいえることではあるとは思いますが、特にアナさんは通話の際に連絡相手にとっていい情報の時は、声が大きめになる傾向があるのです。

逆に悪い情報の際には声がホント小さくなる。

どれくらい小さくなるかというと、友近の中森明菜のものまね(歌じゃなくて喋り)くらい声が小さくなる。w(これは言い過ぎ。)

 

 

そんなアナさんからもたらされた情報は・・・

 

アナさん「知り合いから、いい人を紹介するって話があるんだけど。」

 

とてもタイムリーなタイミングで情報が来た。

 

アナさんが言うには、女性お客さんが来てて「独身の知り合いがいるので、いい人がいるなら紹介してほしい」との話があったそうで、早速私に連絡したのだという。

 

私は幸いにもこの日は本職が休みだったので、連絡もすぐに受けることが出来た。

 

そしてその女性にも先ほど話は出来たらしく、あとは私の返答次第でスケジュールを決めるだけになってるらしい。

 

 

「これは・・・運命的だ!」

(⇧すぐにこう思うのは悪いクセ。w)

 

 

そう思った私は話に「OK」と即答し、丁度髪を斬りたいと思っていたので、アナさんの店に行くことにした。

するとアナさんが・・・

 

アナさん「その人は○○○○(某店舗)の○○屋さんに務めてて、今日は出勤しているらしいから、こっちに来る途中で覗いてきてみたら?」

 

そうか!それはいい情報だ!なんかストーカーみたいで自分でも「行動が変だなー?」とは思うけど、ちょっと行ってみよう。

 

 

車を10分ほど走らせて、○○○○(某店舗)に到着。

今回紹介して頂けるという方が務めている○○屋さんの周辺を買い物客を装い(この「買い物客を装い」って言葉がなんか悪いことをしてるように読めてしまうよね。w)ゆっくりを回ってみる。

 

しかし何度かその周辺を回ってみても、店員はおろかそれらしき方も見当たらなかった。

 

あまりうろつくのも怪しまれるかもしれないし、自分でも「何やってんだか」って思ってしまうので、アナさんの店に向かう。

 

 

アナさんの店に到着。

 

いつものように軽く会話して、斬髪用に椅子に座る。

 

すると、今回アナさんに今回の話を持ち掛けてくれた女性から連絡が入った様子。

 

アナさん「ヘル兄、ちょっと待っとって」

 

そういいながら、LINEを確認するアナさんだが・・・

 

 

アナさん「・・・なんで・・・?」

 

 

アナさんの周囲からなんか空気が変わってきた。

 

 

その連絡は・・・

 

「紹介する予定の方にさっき再度確認をしに行ったら『やっぱりその話、やめときます。』と返答があった」とのことだった。

 

OKの返事からキャンセルの返事までその間に要した時間は1時間足らず。

 

この短い時間の間に、その方になんの心変わりがあったのか?

 

 

アナさん「誰か知らんけど・・・なら最初からお願いしますっていうなよ・・・」

 

 

アナさんの怒りはなかなか収まらない。

私「まあまあ、これを飲んで落ち着こう」

コンビニで買ってきた飲み物をアナさんに渡して飲んでもらう。

 

 

しばらくして、落ち着くアナさん。

 

アナさん「いやー、ホントごめんね、申し訳ない。」
私「いやいや、アナさんが謝ることじゃないから、気にせんで。」

そうやりとりながら、アナさんは私の髪を斬髪し始めるのでした。

 

 

まあ、今回、アナさんの知り合いが紹介してくれようとしていた方がどんな方かはわからないのですが、この「守りし者への道」でも何度か書いてますけど、こういった話を「最初の乗り気なのに、いざその時になると急にキャンセルする方」ってのは、結構多いと思います。

実際、紹介って会う人がどんな方かもわからないし、また場合によっては自分のタイプじゃない方でも約束したら会わないといけないので、ストレスになることもあるのではないか?なんてことも十分周知しています。

でも、紹介の話がダメになった時に謝ったり、気を遣ったりするのは、断った本人ではなくその間に入った人たちなのです。

 

そこが個人的にはちょっとイヤなんですよねー。

 

そんな、自分の事を気がけてくれている人たちに、少しでもありがたい手間を減らすためにも、一刻もはやくいい人を見つけねば・・・そう心に改めて思うヘル兄なのでした。

 

 

アナさん、今回は本当にありがとう。
(^-^)

 

 

そして数日後・・・

 

 

今度はトラッキーから連絡が入る。

 

トラッキー「まん防終わりましたね?早速なんですけど『あの話』を計画しなおそうと思ってますが・・・」

 

おお!『あの話』かぁ。(*´ω`)

 

 

ホント、私は友人に恵まれているなと改めて感じるのでした。

 

つづく。

 

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