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ROUND8の続きです。
前回を読まれる方はコチラ。
第8関門閉鎖まであと1分30秒!!

「トランザム!!」

と脳内で叫び、関門突破を成し遂げるため、ダッシュ力に賭けるヘル兄R

あ、ちなみに「トランザム」ってコレの事です。⇩(笑)

実際にはこんなに身体は赤く光らんし(まあコスチュームは赤色ばかりですが)、早さもそこまで早くなりませんが、気持ちの問題ですよ。(笑)

途中、給水所に差し掛かるとそこには、小城羊羹が!!

しかし・・・

「あと1分で閉鎖しまーす!!」と声が!!

ダッシュしながら給水所に近づき「頂いていきます!!」とボランティアの方から差し出された羊羹を取り、ダッシュを早めて関門へ向かう。

途中で左ふくらはぎ付近の筋肉がつりかかるが、構わず足を止めずに向かう。

 

そして第9関門を通過。

残り時間40秒程度でした。

そして最終関門へと向かうのだが・・・

その時、気づいたことかひとつ。

どーやら先程のダッシュで、「ここぞ!!」と言う時の力の殆どを使い果たしてしまったようだ・・・

か・・・身体に力が入らん・・・。
(>_<)

羊羹をもらってはみたものの、ただでさえ弱っていたのに、6時間近く走る事で揺さぶり続けられた胃腸は完全に弱ってしまい、胃袋に入れる気力がない。

腰は痛い、左足親指もずーっと痛い。

さらには左足ふくらはぎの筋肉はつる寸前でピクピクしている感じ。

満身創痍とはまさにこのこと。(笑)

途中、再び6時間30分のペースランナーに抜かれる。

「ライガーさん、やり切りましたね。」

と激励されるも「まだ関門はもう一つあるのだが・・・」と思いながら進んでいるものの、このペースランナーにはもう全然付いて行けない体力になっていました・・・。

 

そんな絶望的な状況の中、多布施川河畔を進む。

もう写真を撮る余裕が肉体的にも、精神的にも、そして時間的にもなかった。

下の写真は一昨年の写真です。

多分、今頃(3/27)はこんな感じで桜が咲いているのではないでしょうか。

 

そして、バンドの皆さんもいつもの場所で激励の演奏をやっていました。

写真は去年の物ですが、毎年同じバンドの方々がやっているのでしょうか?

毎年同じ場所で変わらない激励、頭が下がります。

 

38.7kmの給水所に到着し、この給水所お馴染みのコーラを飲む。

いつもながら美味い!たとえ体調が悪くても美味い!!(笑)

 

そしてしばらく歩いていると、小さい男の子が

「コーラどうぞー。」

と、コップに入ったコーラを持って沿道で応援している。

しかし、最終関門の制限時間が迫る中、誰もそのコーラを取ろうとはしない。
でもそれは仕方がない事なんです、時間がなくて先を急いでいるからね。

私はの子の気持ちと力を貰おうと、その子からコーラを頂きその場で一気に飲んでコップを返しました。

「ありがとう」と礼を言うと、その子は笑顔で私を送ってくれました。
(^-^)

これを力に、最終関門を目指す!!

コーラが効いたのか、それともあの少年の応援が背中を押しているのか、ちょっとだけ力が入るようになる。

途中でトイレに行きたくなり、どうしようか迷ったのですが、「ここが最後のトイレ」という看板を見つけ、やむを得ずトイレにピットインする。

トイレから出て、少しだけペースを上げて先を急ぐ。

 

 

最終関門が見える直線に差し掛かる。

「見えた!!あと少し!!」

と思ってペースを更に上げようとしたその時・・・

 

 

立ちはだかるようにピンク色の大会スタッフジャンバーを着た男性が一人、コース上に立つ。

 

 

「ランナーの方はコチラの方にお願いしまーす!!」

 

 

お、終わった・・・
(;’∀’)

 

 

ヘル兄R、最終関門の突破ならず!!
(>_<)

 

つづく。
つづきを読まれる方はコチラ。

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