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ROUND9の続きです。
前回を読まれる方はコチラ。
最終関門を突破することが出来ず、コース脇に案内されるヘル兄R。

我々の為に残ってくれていた、ボランティアスタッフから手渡されたのは・・・

・ペットボトルのアクエリアス。

・アイシング用の氷。

・最終関門横に設置してあるエイドで配られていた「ひと口ブラックモンブラン」

・真っ白の汗拭き用のタオル。

送迎用のバスの準備が整うまで待機するように案内がある。

 

最終関門の看板。

この写真では制限時間から2分52秒経過していますが、私は結果15秒位間に合いませんでした。
(>_<)

 

そんな中、ライガーの覆面を被っているもんですから、記念写真を求められる。(笑)

一人は、昨年も私の近くで走っていたそうで、今年も私を見つけて同じようなペースで走っていたのだそうです。

もし、私をペースランナーの代わりにして走っていて、この関門を越えられなかったのだとしたら、申し訳ないなあと思ってしまいました。
(;’∀’)

もう一人の方は女性で「そんな恰好で大変だったわね。」とねぎらいの言葉を受ける。

自分自身が40kmを走るだけでも大変なのに、他のランナーにもねぎらいの言葉をかけられるなんて、私もそんなランナーになりたいもんです。

 

バスに乗り込む。

こんな状態の素顔はあまり見られたくなかったので、マスクは取らないで乗車。(笑)

バスの中はでは、ため息、「ちくしょう」等の悔しさから出る言葉、疲れもあるのか茫然としている人等、バスに乗っている方々もそれぞれの思いを噛みしめている様子で、車内は何とも言えない空気。

そんな中、私に沸々とある感情が芽生える。

思えば、私は幼いころから運動神経が悪く、「自分はスポーツは出来なく当たりまえ。」と思っていました。

中学・高校と部活はスポーツ部には入らず、まともに運動はやったことがありませんでした。

そんな私なので、こんな状況は慣れている・・・

はずでした。

私の心の中は完走出来なかったことへの悔しさで満ち溢れており、気が付くと涙を流しておりました。

何なんだ?この悔しさは!?

スポーツのリタイアってこんなに悔しいものなのか・・・!!

特に嗚咽は出てないんだけれど、なんだろか?涙が止まらん。

しばらく涙を流しっぱなしにしておりました。

よかったマスク装着してて。(笑)

 

そんな中送迎バス車内のどこかから、こんな声が聞こえて来た。

「40kmの関門っていらなくない?」

確かにそうかもしれない。

別に今回突破出来なかったからではないけれど「折角40kmまで来たんだから、あと2kmちょっとくらいは走らせてよ。」なんて思いますよね。

なんて思っているとバスがマラソンの影響からなる渋滞に巻き込まれ、車がなかなか進まずに外を見ていたのですが、上記の疑問はこの時に解決する。

でも写真で伝わるでしょうか?

これはマラソンコース上の物品撤去の風景。

「いったい何台いるんだ?」と思わず言ってしまうような程、作業用のユニック車がコース上に整然と並び、ガードレール・三角ポール等を手早く撤去しているのです。

これを見て、私は映画「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦でゴジラの体内に血液凝固剤を注入する作業を、ポンプ車などが何十台とならんで遂行している場面を思い出していたのですが、つまりは・・・

一旦40kmでランナーを切らないと、市内の渋滞も拡大するし、それを少しでも緩和するためにもコースに充てていた車道を一刻も早く通常の状態に戻す必要があるわけです。

なるほどー、これでは仕方がないなー。
(`・ω・´)

 

佐賀市文化会館に到着。

運動公園への道をボランティアの女性に尋ねると、ライガーマスクだったからか、道を教えてくれていたが少し困惑していた。(笑)

歩いて運動公園のスタジアムへ向かう。

 

スタジアムに到着。

スタジアムでも会場の撤去が始まっていた。

今回はココに入れなかったなぁ・・・。

なんて思いながら歩いていたら、他のメンバーが私を発見する。

ヨッシーは4時間台で走れたようで、見事昨年の雪辱を晴らしている。

けんジョヴィは何とか6時間台で完走出来たらしく、「練習をしていない」という割にはまずまずの出来。

みんな、体調が悪くて走っている私の事を心配していたようだった。

「みんな・・・すまんかったなぁ・・・。」
(´;ω;`)ウゥゥ

そう思いながらメンバーと帰路につくのでした。

つづく。
つづきを読まれる方はコチラ。

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