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こんばんは、ヘル兄です。
やっと見てきましたよ・・・。
今回も前置きなしで本題に入ります。
・・・というワケで、情報過多なこの時代に、最新の映画作品から各種映像媒体で鑑賞して印象に残った作品まで、なるべくネタバレしないように感想を書く「120%個人的自己満足」のこのコーナー、今回もまいります。
・・・というワケで、今回見てきた映画はコチラ!!
「ゴジラ ー1.0」です。
この記事を書いている時点で公開から10日程経ちましたが、やっと見に行けました。
ゴジラ生誕70周年記念作品であり、なおかつ実写ゴジラ映画の30作品目にあたる、記念碑的な作品です。
もうそれまでテレビで時々流れる予告映像以外の情報はシャットアウトし続け、物語については予告とあらすじ以外は殆ど情報を入れることなく、なんとか鑑賞出来ました。
それではこの作品のあらすじはと言いますと・・・
特攻兵として出兵していた敷島浩一(以下、浩一)は日本へ帰還するが、東京は焼け野原と化し、両親は亡くなっていた。
そして浩一自身も出兵先での「あるトラウマ」抱え、辛いながらも日々の暮らしを送っていた。
戦後の混乱期を人々が日々を懸命に生き抜いていく中、浩一は単身東京で暮らす大石典子(以下、典子)に出会い、浩一の生活に変化が出始める。
そんな中、仕事を探していた浩一に、とある高額報酬の仕事が舞い込む。
・・・って感じでしょうか。
以下、箇条書きでいくつか。
・まず最初に謝りたいのは、今回監督された山崎貴氏の作品を私は過去にも何回か見ましたが、正直言うとちょっと苦手というか「ちょっと合わないのかな?」なんて思ってましたが・・・ごめんなさい・・イヤ申し訳ありません。この映画の題材が例え「ゴジラ」なくとも面白かったと思います。ホント良かったです。
・まず最初は浩一の出兵先の話から始まりますが、ここでの出来事が結構キツイ方がいるかもです。私が見ていた上映会では「キャッ」と声を上げた女性がおりました。w
・主役とヒロインの神木隆之介さんと浜辺美波さんがいい演技しとります。しかし某「朝の連続テレビ小説」の時みたいな感じではない。w
・あ、もちろん他の方の演技もいいですね。
・山崎貴氏といえば、人間ドラマがしっかりしていると評判がありますが、今回もそれは健在・・・といいますか、一番人間ドラマがしっかりと描写されたゴジラ映画かもしれません。
・個人的に思ったことなんですけど「シン・ゴジラ」は私結構好きなんですが、何度か見ていくうちに「なんかが物足りないような気がする・・・」なんて思ってて、それがこの作品を見てわかった気がします。シン・ゴジラではゴジラが上陸した際の市民の動きは、逃げ惑う描写ももちろんありますが、割と整然としててどっちかというと「避難」なんですよね。しかしこの作品ではの市民はゴジラに追われ必死になって「逃げている」んです。逃げ惑う市民の姿とそれを蹂躙するゴジラが徹底して描写され、それに伴う破壊描写も徹底的です。
・その市民が逃げるシーンもエキストラをかなりの人数を使って撮影されたもので、これはCGに頼ってもここまでのものは出来ないんじゃないかなーと。やはり「戦いは数だよ兄貴!(ドズル・ザビ)」と言ったところ。w
・これて「0からマイナス」じゃなくて「マイナスからさらにマイナスじゃん」と思ったのは私だけ?
・この作品には殆ど政府が出てこない・・・ってか史実でも戦後のあの状況下ではまだしっかりしていたものが出来ていなかったのかな?
・戦後の混乱が冷めやらぬ時の出来事なので、色んな意味でゴジラがわからず、分析も伝承、動物学的部分、そして実際見た事でしか予想や判断が出来ず、ホントになにもわからない状況で対応していく部分の緊張感があります。
・ゴジラと言えば「あの能力」おそらく破壊力は歴代一位。w
・ところどころに1954年公開の「ゴジラ」へのオマージュ的な描写が所々にあり、ニヤリとします。w
・途中で話の流れがなんとなく見えてしまうのがちょと惜しい。
・セリフの中になんとなくだけれど、現代の政治に対する風刺のような言い回しが度々見られます。
・多分劇中の「ある人」に関して、途中で「エッ?」となって終盤に「エエッ!?」となる人が多いと思う。
・東洋バルーンという会社がスゴイ。w
・ミリタリー好きにはたまらん部分があるでしょうねー。私の後ろに座っていた男性が兵器が出るたびに「○○!(兵器の名前)」とつぶやいてまして、おかげて「あ、艦船は○○って言うんだね」と勉強になりました・・・っても今や巡洋艦1隻と戦闘機の名前しか覚えてないけど。w
・終盤の緊迫したシーンの中で一人だけ笑って演技しているような俳優がいたが、あれは・・・ワザと?
・この記事を書いている段階で、テレビ等の予告映像では後半の映像は殆ど出ていません、見たい方は劇場に急ぎましょう。
・ホントこの作品のテーマは「生きて、抗え」ですね。
・エンドロールも最後までしっかり見ましょう。最後まで見てどう思うかはあなた次第。w
・・・って感じでしょうか?
戦後の復興の中を生き抜こうとする人々を描く作品でもあり、人間ドラマの作品でもあり、そして怪獣映画でもあるこの映画、おススメです。
是非、大画面で観て頂きたいです。
ホント「SCREENX」を試したくなった。
あ、あと売店で買ったグッズはコチラ。
クリアファイルですが、ゴジラが立体的に見えてキレイですよ。(写真が暗くてすいません)
「ゴジラ ー1.0」の公式HPは➡コチラ。
ではでは。(‘ω’)ノ
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