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この物語は「40代で未婚の男性が4年後に結婚する確率は3%(所説アリ)」というこの絶望的な数字を打破するべく、ベルセルクのガッツのように、もがき、あがき、抗い続ける、冴えない40代男の物語・・・なーんて書いてますけど、要は結婚し損ねているオッサンがバタバタしている話です。(笑)
第3話の続きです。
前の話を読まれる方はコチラ。
前回、思いも寄らぬ出会い(とは言っても顔は知らないが(笑))があった、ヘル兄R
新たな出会いの可能性が待っているかもしれないと、ちょっとだけテンションが上がる。
そんな中、ある日ちょっと本棚を整理していると・・・
昔、元カノに貰った本が10冊ほどあったことに気づく。
活字が好きで、時間があれば小説をよく読んでいた元カノは私によく文庫本を貸してくれた。
・・・っというか、私が実家まで持って帰ってしまったんだが。
( ;´Д`)
ある本は、「これは面白いから読んで!」と渡され。
ある本は「コレが映画になるから観に行こう、その前に読んで!」と渡され。
ある本は「この本は私の今の気持ちが詰まっています。」と渡され、泣きながら読んだ。
新たな気分にするためにも、コイツらも処分しなきゃなあ・・・。
なんて思いながら本を棚から取り出す。
どーせ処分するなら・・・売るか。
ちょうどその日はキャプテン・アナさんと諫早方面へ向かう用事が出来たので、その時に某リサイクルチェーン店に寄る事にした。
お店に到着し、品物を渡す。
査定を待つ間に、玩具コーナーを巡るも、なかなか目的の物にはお目にかかれない。
やはり、長崎県はウルトラマンを長年放送していないからか(一部ケーブルテレビでは視聴可能)、アイテムが少ないなあ・・・
しかし、その待っている間に奇妙な事が起きる。
店内のBGMで「三日月」「大阪Lover」「赤い糸」「彩り」と何故か思い出深い歌ばかりが流れ始める。
「ハァ・・・なんでこんなことが起きるんだろか。」
( ;´Д`)
なんて思っていたら、査定が終ったとの呼び出しがあり、カウンターに向かう。
その査定の値段は・・・
20円。(笑)
その本のほとんどは査定が出来ないとのことで、お店に処分してもらう事にした。
まあ、こんなもんだね。
(´;ω;`)
その後、その20円は使わずに、帰りに寄ったモスバーガーでトルコライス風バーガーを注文した時に使用し、思い出を身体に取り込みました。(笑)
トルコライス風バーガー美味しかったです。
(*^_^*)
思い出の価値は、自分しか知りえないと痛感した一日でございました。
以上、断捨離を行った過去を引きずるオッサンの話でした。(笑)
つづく。
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