守りし者への道 -７th SEASON- 第１０話「婚活アプリの課金」

この物語は「結婚できる可能性はもはや限りなくゼロに近いのではないか？と思われる５０代未婚男性」のこの絶望的な状況に「ベルセルク」のガッツのようにあがき、もがき、抗い続ける、冴えない平均以下の５０代男の物語・・・

・・・なーんて書いてますけど、要は結婚し損ねているオッサンがバタバタしている話です。

その方は当時直接は知らないけれど、同じ高校で１学年下の後輩にあたる方でした。

以後、この方を「後輩さん」と呼称しましょう。

内容的には「久しぶりですね、元気にしてました？」的な感じで、そこからお互いの近況を話していく。

この後輩さんだが、どうやら私の本職と同じ業界の方の様で、その業界あるあるで話が意外と続いていく。

・・・ってか、婚活アプリがからむ話題では良く出てくる問題ではあるのですが・・・

・・・っていいますか、婚活アプリを使われている「男性」の皆さん、有料会員はどのプランを使われているんでしょうか？

私の場合は一度マッチングをすると向こう一カ月間くらいは、その方以外とは殆どマッチングしないので、数カ月課金をするとそのお金が無駄に可能性が非常に高く、とてもじゃないですが数カ月の課金なんて出来ないんですよ。

なのでちょっと金額が割高にはなるんですが、いつも一か月プランにしているのです。

まあ私の婚活アプリでの立ち回りがよくないから、たまにしかマッチング出来ないって部分もあるのかもわかりませんが、どうなんでしょうね？

とにかく、その関係で婚活アプリのメッセージ機能では、あと数日くらいしかやり取りが出来ないので、後輩さんに「LINEでやり取りしませんか？」と提案すると・・・

コミュニケーションツールがLINEに変わっても、やり取りは続く。

再びやりとりをし始めてから数日が経過したので、個人的にも後輩さんがどんな方か気になってきた。

なので「今度機会があったら、飲みにでも行きませんか？」と提案してみる。

すると・・・

・・・とのことだった。

どうやら転職するらしく、違う職種になるのでたぶんしばらくは余裕がないとの事らしい。

何事も最初が肝心、それを邪魔するの本意ではない。

新しい職場に行ってからも、連絡をするのは構わないとのこなので、月初めから少し経ってから連絡をすることにした。

その後もたまにではあるけれど、連絡が来たりするので後輩さんの仕事が落ち着いたら、改めて誘うことにしよう。

本職の休日の朝のことです。

トラッキーからLINEで連絡が入る。

トラッキー「今から迎えきますね。」

この日はケンの家で焼肉パーティーをするとのことで、招待されていたのでした。

ヘル兄のRUN＆BUILD＆MARRIAGE HUNT