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この物語は「結婚できる可能性はもはや限りなくゼロに近いのではないか?と思われる50代未婚男性」のこの絶望的な状況に「ベルセルク」のガッツのようにあがき、もがき、抗い続ける、冴えない平均以下の50代男の物語・・・

 

・・・なーんて書いてますけど、要は結婚し損ねているオッサンがバタバタしている話です。

 

前回を読まれる方は➡コチラ

 

 

後輩さんとの食事の日が訪れたヘル兄。

 

その日は仕事ではあったけれど何とか順調に夕方には終了、待ち合わせの店へと向かう。

 

思い返すとこんな感じで会うまでに漕ぎ着けるたのはいつぶりだろうか?

 

うまく立ち回れるだろうか?

 

 

期待よりも不安を抱えつつ(いつもだけど。w)店に到着。

 

暫くすると後輩さんも到着。

 

いつもこの状況の際には思うんだけど、こんな時はどうなんだろうね?

初めましてのようで初めましてではない。

文字では結構やりとりはしているものの、実際に会って声で言葉を交わすのは初めてではあるが、とりあえず・・・

 

 

「はじめまして」

 

 

・・・と挨拶を交わす。w

 

初めて会う後輩さんは割と背が高く、スラっとした印象。

話す時の声質にかなり特徴があり、こんなことを書くのもアレなんですが、声だけ聴くと年齢より上に感じるかもしれない。

 

 

店に入り料理を注文する。

 

この日は少し寒かったので、予定通り鍋を注文。

2人とも車なのでノンアルビールにしたので、軽くつまみを注文する。

 

早速色々と話をしてみようと思い、話題を振るも後輩さんからの返事は・・・

 

 

後輩さん「はい・・・」
後輩さん「そうですね・・・。」

 

 

程度の返事しかこない・・・。

 

LINEでは結構色々とやり取りをしてたので、この場でもコミュニケーションは取りやすいと思っていたのが・・・

 

 

私の心の声「なんだ?なんでこんなに反応が薄いのかな?おそらく原因は・・・(後程書きます)」

 

 

お互いに知っている人物もいたので、そのことに話題にしてみたのでうすが、それでも同じような返答なのです・・・

 

 

ヤバイ、早くも話す話題が尽きつつあるぞ・・・
(;・∀・)

 

 

そんな感じで焦っているうちに料理がやってきた。

 

この状況だと料理を食べている間はちょっと楽に感じる。

話題を目の前にある料理の事に変えるので、話がしやすいからです。w
(;^ω^)

 

 

料理もなくなりつつあるころ、再度料理の事から他の事に話題を戻してみる。

 

すると今度は後輩さんも積極的に話し始めたのでした。

 

しかしその内容はというと・・・

 

こちらの質問に殆ど答えてもらえず、自分の仕事のことばかりを話するようになり、私の事についても全くと言っていいほど話題に触れなくなったのでした。

何なのだろう?なんて思ったけれど、ここまで来るともう理由は一つしかない。

 

私を知ってる方はご存じのとおり、見た目は平均以下の50代。

 

 

おそらく後輩さんは実物の私を見て「あ、この人イヤだ。」的な事を思ったのでしょう。

 

 

それで、もしかするとなるべく早めに会を終了させようと会話を少なくする作戦に出たのかもしれない。

 

ただ言っておきたいのは、もしそうだとしてもそれは後輩さんが悪いわけではない。

 

 

そのような思いをさせた私が悪いのです。

 

 

そうこうしているうちに、2時間程経過し店を出ましょうという話になる。

 

会計を済ませ、もちろん次の店・・・

 

 

・・・はない。w

 

 

残念ながらこの状況ではそんなことはあるはずもない。

 

 

帰路の最中、愛車デウスーラ号の中で色々と考える。

いろいろと憶測は書いたけれど、実際になぜあんなに楽しい雰囲気にならなかったのかは結局のところ分からない。

ただ一つだけ言わせてもらえたら・・・

久々に婚活アプリで知り合った方と会って話をすることが出来たけれど、ここまで嚙み合わなかったのは初めてではないだろうか?

 

 

家に到着し、今日のお礼のLINEをして後輩さんから返事は来たけれど、今後以前と同じようにやり取りが出来るかは正直不安しかない。

 

 

うまく今後もやりとりできるのだろうか?

 

 

しかしその心配は無用となるのでした。

 

 

 

それ以降、後輩さんから連絡は来なくなったのです。

 

 

つづく。
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