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こんばんは、ヘル兄です。

 

まず本題に入る前なんですけど、この映画を観る際にちょっと気になることがありまして、それは何かといいますと・・・

 

 

「この作品のチケットを買う時に題名をどういう風に言えばいいのか?」

 

 

・・・なのです。w

 

私の住んでいるエリアからこの作品を上映している一番近いシネコンは、カウンタースタッフが券売する方式。

 

どういえばいいのだろう・・・?

なんて思っていながらカウンターに行ったら。

 

 

「デッドデッドデーモンズ」でOKでした。w

 

 

・・・というワケで、情報過多なこの時代に、最新の映画作品から各種映像媒体で鑑賞して印象に残った作品まで、なるべくネタバレしないように感想を書く120%個人的自己満足」のこのコーナー、2024年3作品目は、タイトルにも記していますが・・・

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」です。

 

 

「ソラニン」等で有名な浅野いにお氏の長編作品が原作のアニメ映画でして、タイトルに「前章」と入っているようにこの作品は2部作で「後章」は2024年5月に公開予定となっています。

 

 

それでは今作のあらすじはといいますと・・・

3年前の8月31日、突如東京都に超巨大な球体型の浮遊物体と共に、これまた超巨大な円盤型の浮遊物、通称「母艦」が襲来。

そこから出撃したこれも通称「侵略者」の攻撃によって多くの死者が出るが、アメリカ軍の攻撃によって母艦は渋谷区の上空で停止し、母艦から出撃する侵略者の宇宙船も逐次迎撃された。

上空には母艦が浮いたままで、時折自衛隊と侵略者との戦闘が行われ、ある意味で日常と非日常が共存するような東京で、主人公の小山門出(かどで)は中川凰蘭(おんたん)ら親友たちと共に青春を謳歌していたが、その日常に徐々に影が忍び寄っていく。

・・・って感じでしょうか?

 

 

以下、箇条書きでいくつか。

・浅野いにお氏の作品としては初のアニメ化らしく、なんか意外でした。確かに「ソラニン」「零落」も実写映画でしたもんね。

・まずキャスティングがバッチリ。主役に声優が使われていないとなんか寂しい気もするのですが、幾田りらさんとあのちゃんの抜擢は正解かも。(まあ、楽曲展開も見据えての部分もあるとは思いますが。)

・前半は主に主人公の達の日常を中心に描かれていきますが、実際に我々が住んでいる現代と共通する部分が殆どなのですが、なんかこう全体的になんか危うい。w

・その危うさは現代でいうコンプライアンスに触れるような部分が多い気がしますが、なんとなく問題定義っぽい?

・主人公たちの小学校時代の話に結構時間が割かれますが、そのイジメの理由たるや小学生だけに単純で残酷。w

・その小学校時代の話を見て「アレ?」と思う方がいらっしゃるかもしれない。

・SNSを主とするネットの情報を鵜呑みにする危うさも描かれています。

・結局「侵略者」達はいつからなんの目的で地球にいるのか?

・劇中に現代でいう「国民的なアニメ番組」の「2作品」をミックスして「昭和調」に描いているマンガ作品が出てくるんですが、これが物語に結構重要な気がします。

・その作品の「あのページ」の先が気になる。

・あと「正義」や「常識」に関する問題定義もあるように感じます。

・笑える部分は結構多いんですが、常にどこか見える部分にあの「母艦」があるからか、全体的に「未来はどうなるかわからない」的な悲観的な感覚が物語全体を支配しているんですよね。それが独特な雰囲気を醸し出している感じがします。

・あと個人的に思うのは、この作品結構難解なので原作知らん人はセリフを追うのがキツイかも?単行本を全巻を一読しかしてない私でもキツかったので・・・(または歳?w)

・そして「後章」には仕掛けがある様子・・・原作読み直すか・・・。

 

 

とにかく「後章」楽しみです。

 

 

ではでは。(‘ω’)ノ

 

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