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ROUND12からの続きです。
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今回は・・・

 

レースの結末まで書きます。w

 

 

なんとか30km地点を通過したヘル兄。

 

 

このあたりになると空は雲が多くなり、風の吹き方によっては少し肌寒く感じるようになっていました。

 

 

ここでも楽器の演奏での激励が送られていました。

確か三線を中心とした編成だったような?

ホント何度も書いてますけど、こんな激励も前に進む力となります。

 

 

ここまで来ると、歩いて進んでいる方々も脚を引きずる様な歩き方のジョガーも目立ち始め、結構痛々しい状態の方もチラホラ見かけるようになります。

こうしてみると私はまだしっかり歩けている方なのかもしれない。

 

 

31km地点を通過。

 

 

そういえば今思うと、このあたりから急に走り始めるジョガーの方々が散見されたように思う。

もしかして「あの曲」が聴こえたから走り始めたのかな?

私は覆面していたのでこの時はまだ「あの曲」が聴こえてなかったのだろうか?

 

 

私設エイドで栄養を配られてました。

しかし私が到着するまでになくなってしまった様子でちょっと残念。

 

 

沿道には市民の皆さんの応援が殆ど途切れなく続きます。

レースがスタートしてかなり時間が経っているのに、いまだに声援を送り続けてくれているのは、何度も書いてますがホントにありがたいです。

 

 

それから数分後、上の写真をでいう遊技場の「アムスガーデン」を通り過ぎた頃に、後方の変化に気付く。

 

クリスタル感があるイントロ、さわやかなメロディーに乗る美声、そしてさわやかな曲長の割には意外と自己主張があるベースの音。w

 

そう、「あの曲」が聴こえてきたのです。

沖縄を中心に活動するバンド「しゃかり」「空の風」です。

(※動画はリンク切れする可能性があります。)

 

ジョガーの皆さんには言わずと知れた「太陽と海とジョガーの祭典 NAHAマラソン」のテーマソング。

 

 

しかし、この状況でこの曲が聞こえているということは・・・

 

 

そう思い後ろを振り返ると・・・

 

 

ああ、ついに「ヤツ」が・・・

やはり最後尾車両が近づいて来ている!!
Σ( ̄□ ̄|||)

 

目視でもおそらくは100m以内に近づいている。

 

 

この状況になると、私の周りでも少しでも走ろうとするジョガーの方が出始める。

かく言う私も「少しでも長い距離を・・・」と思いながら走ったりするのだが、50mくらいですぐキツくなってしまう。

 

 

32km地点を通過。

後方にいる最後尾車両から聴こえる「空の風」の音量が大きくなってきている。

 

 

「・・・歩道へお上がり頂きますようにお願いします。」

 

 

・・・と、ジョガーに競技中止を求めるアナウンス。

 

 

もう怖くて後方を振り返れない。w
(;゚Д゚)

 

 

「振り返るくらいならば、少しでも走って、少しでも歩かねば。」

 

という、無駄な抵抗をする方向にエネルギーを向けてしまう。

・・・ってか、どんな時でも追い込まれるとそういう行動をとりがちだよね、人間ってのは。w

 

 

そして、32km地点から100m程進んだ頃でしょうか・・・

遂に最後尾車両に抜かれてしまう・・・。

 

「第37回太陽と海とショガーの祭典 NAHAマラソン」のヘル兄は32.1km付近で実質リタイアとなりました。

 

 

つづく。
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